軽度発達障害児(とその傾向のある子)の居場所、つくばブルズ日記

軽度発達障害児が集まってスポーツを楽しんでいる、つくばブルズの活動報告です。

つくばブルズ、今年も始動します!(写真はイメージ)

 
 皆さまご無沙汰しております。新学期ですね。新しいクラスや担任の先生はどんな感じかな~と子供以上に親も落ち着かなかったりしますね。


 普段は月2回活動しているつくばブルズですが、体育館をお借りしている学校の都合だったり先生方の帰省シーズンだったりで、月1回ということもあります。今年は前回の記事の送別会(ただただ母たちがはしゃいでる報告になってしまい反省)以降、久々に4月の第4週から活動します。新しくお問い合わせもいただいており、嬉しい限りです! 新学期が落ち着いたら、ぜひぜひ見学や体験に来ていただけたらと思います。新しく参加していただける先生方にお会いできるのもとっても楽しみです!
 地味に最近の活動報告をしますと、この時期は母たちがスポーツ保険に入ったり新年度の体育館使用の申請をしたりと、水面下で動いております…以上。本当に地味だ。
 何かと落ち着かない新学期ではありますが、子供たちもブルズに行っていつものメンバーと会えるとホッとするのではないでしょうか。母たちも「どう?新学期」って吐き出したいこと色々ありますね~。というわけで、次回は実際の活動報告をさせていただきます。活動自体にはまったく関係ないけど、平成最後の活動か!と思うとちょっとだけ感慨深いです。

ご卒業おめでとうございます!

いつも体育館でスポーツを楽しんでいるつくばブルズですが、こないだは、大学院を卒業される先生方のお別れ会をしました。というわけで、子供たち渾身の飾りつけです!
上出来ですね!
場所はなおくま家にさせていただきました。(後ろに洗濯物が写り込んでいますね…)正直に告白しますと、「お客さんが来てくれると真面目に掃除して家がきれいになるから」という私利私欲もかなり入ってました。(懺悔。でもあれから数週間たってリバウンドしました。)
で、メニューに関しては、保護者が少しずつ料理を持ち寄る、プラスその場で少し料理、プラス子供たちと先生でたこ焼きとかチョコフォンデュとか自分たちで楽しめるもの。ということにしました。事前にメールでざっくりと打ち合わせをして当日を迎えたのですが、準備しながら母たち全員が「料理が足りなくなったらどうしよう」という恐怖にかられた結果(あと業務用スーパーが楽しすぎた結果)、ものすごい量の料理が並ぶことに…。これはオ〇チャンあるあるなのでしょうか…。
出席して下さった卒業生の先生方、最後にいつもの活動とはちがった経験ができて子供たちとっても楽しんでいました。ありがとうございました。お会いできなかった先生方も、今まで本当にありがとうございました。子供たちが、学校とも家とも、同年代の友達との関わりともちがう場で受け入れられる体験ができて、本当に感謝しています。


(ここから新メンバー募集)ちなみに、ブルズはそんなにイベントは盛んではありません。なので、イベント苦手な親御さんも大丈夫!(どんな売りだ。)逆にイベントの企画とか好きな方は、白紙のキャンバス状態ですのでどんどん企画できるチャンスです!
新年度の活動開始は4月の後半か5月からか未定ですが、ぜひぜひ見学にいらしてくださいね。

「軽度」「傾向」「グレーゾーン」

こんにちは。先日のブルズの活動報告です。
なんと!
久々に見学のお母さんが来てくださいました! うれしいぃぃー!
で、母たちが親睦を深めている様子です。…まさかのマンツーマン…このときは外出している人などもいたのですが、とりあえず小所帯でやっております。
 お母さんたち同士で話していてよく話題にでるのが「軽度の子にはなかなかぴったりの行き場(習い事とか)がない」ということ。すごく本人の興味に合っているとか、なんとか周りのみんなとやっていけるとか、先生・コーチといった大人の理解があるところを見つけて通っているという子も多いのではないでしょうか。
 以下はなおくま家の場合。息子は小さい頃、バスケのチームに参加していましたが、親である自分がハラハラしてばかりで疲れてしまいました。「ADHDの傾向があるっていわれて情緒クラスに通っていて」という話を他のお母さんにすると、だいたい「えーっ、全然フツウじゃん? 大丈夫だよ!」って感じのリアクションで、励ましてくれてるのかもしれないんですけど、それ以上「だから、みんなと同じようにやれない」みたいな話をするとヒンシュクかなと思ってしまいました。
「発達障害」すら「???」なのに、「軽度」とか「~の傾向」とか「グレーゾーン」とか言われると、「で、結局なんなの?」ってなって周りに説明が難しいですね。あ、あと「広汎性」もか!「汎」て何?
 で、ブルズはそんな軽度の子がのびのびとできる貴重な居場所です。動くのがそんなに好きでない子も大丈夫です。気分がのったら参加するとかで。跳び箱の中にすっぽり入って本を読んでから参加する子もいます(可愛すぎ!)。のびのびしすぎて子供同士モメることもありますが(でもだいぶ減りましたね、成長してるなー)お互いさまです。安心できる場所で「モメる→折り合いをつける」練習ができるのは子供たちにとっても大切なことではないでしょうか。
 長くなってしまいましたが。この日の活動。後半の「ドロケー」は盛り上がってました(というか前半あんまり見ていなかった…)。大きい子たちと大人の全力鬼ごっこは壮観ですよー。